Fumi Day

Saturday, 14

20190914_1

今日の娘「べつにすきじゃないよ?」

目覚ましかけず7時30分、起床。深酒した割に普通の時間に起床するのは、歳取ったからかね。シャワー、歯磨きしてコーヒー淹れて。しばらくすると元妻から連絡。娘もおきたらしい。お腹空いたらしいので、ホットケーキ作って持っていくことに。

ここんとこいろいろと考えている。以前の元妻の状態であれば娘が会うことで受ける影響はマイナスでしかなく、いっしょにいさせることは出こない。しかし娘が『一番落ち着いた状態』になるのが一番良いのは事実。今、母親に会う時間ができてる彼女は徐々に落ち着いてきているし、無理な我慢もしていないように思える。あれだけ好き好きいってた俺に対して「べつにすきじゃないよ?」とか平気でいうようになってるのは切ないけど。

そして俺が元妻を赦すかどうかというのは、最終的には俺のエゴでしかないんだろうか、と思っている。そもそも人を赦すなんていう事をいえるほど自分は真当な人間なのだろうか。今まで聖人君子として生きてきたわけでもない。娘とふたりで暮らしてきて、色んなことがあったけれど母親がいなくて可哀想な思いをさせたことは、正直多々あった。その分、元妻がいなくなったことで避けられた嫌なこともあっただろうが。これに関しては完全に俺の、というか親の責任。娘には何の落ち度もない。

ここから先は、ちょっと人によっては引くかもしれないけれど、自分の正直な現在の思いなので書いておく。

このところ、ふと聖書を読み直したりしている。中学ぐらいまではプロテスタントの教会に通っていた。当時は聖書も賛美歌もよくわからなかったけれど、大人になってから何度か読み返すと、なるほどいろいろと気付かされる部分がある。恐らくこれは聖書に限らず、ハムラビ法典でも、仏教の経典でも同じようなこと、普遍的な示唆みたいなのが書いてあるんだろう。で、それを読んでるうちに俺が赦すべきなのかなぁ、という思いも出てきたりしているのだ。

12 わたしたちに負債のある者をゆるしましたように、わたしたちの負債をもおゆるしください。

13 わたしたちを試みに会わせないで、悪しき者からお救いください。

14 もしも、あなたがたが、人々のあやまちをゆるすならば、あなたがたの天の父も、あなたがたをゆるして下さるであろう。

15 もし人をゆるさないならば、あなたがたの父も、あなたがたのあやまちをゆるして下さらないであろう。

マタイによる福音書 6章12節〜15節

このあたりは礼拝時には大概祈る「主の祈り」にも出てくる言葉と同じ。

天にまします我らの父よ。

ねがわくは御名〔みな〕をあがめさせたまえ。

御国〔みくに〕をきたらせたまえ。

みこころの天になるごとく、

地にもなさせたまえ。

我らの日用の糧〔かて〕を、今日〔きょう〕も与えたまえ。

我らに罪をおかす者を、我らがゆるすごとく、

我らの罪をもゆるしたまえ。

我らをこころみにあわせず、

悪より救いいだしたまえ。

国と力と栄えとは、

限りなくなんじのものなればなり。

アーメン。

主の祈り - wikipedia

元妻に関しては『絶対に赦さない』と思っていた。けれど赦さないことで娘や元妻に不幸が増えるのであれば、それは意味がないことなのではないか、と思うのだ。不幸が増えるのは嫌だ。俺が赦すことができれば、その不幸が増えることはないのではないか。もちろん、元妻が以前のような行動を取るのであれば話は別。赦すことで俺は不幸になるのだろうか。娘の笑顔が増えるのであればそれは幸せではないのか。

そしてそれは『忘れる』ではなく『赦す』でなくては意味がないだろう。確かに忘れることは時間が経てば出くる。しかしふとした瞬間に思い出すこともあろう。やもすれば同じような形で捉えてしまうけれど、忘れることと赦すことの間には大きな隔たりがある。

それでもやっぱり、元妻がやらかしたいろいろに関しては簡単に割り切れるものでもないので考えつづけている。とりあえず現状の不思議な状態を保ち、元妻が本当に改心してロクでもない事をやらかさないか、を観察しつづけようと思っている。もし赦せるタイミングがくるのであれば、それはそれで受け入れれば良い。なんにしても、俺にとっては娘が笑っているのが一番なのだ。

ホットケーキ食べたあとは、そのまま元妻の部屋にいるというので俺は部屋に戻って掃除など。途中でちょこちょことLINE電話で娘からビデオ電話がくる。萌える。昼は冷蔵庫の残り物を消化。そのあとは少し仕事のメールをしたり、自分のPCをいじったり、ビデオ観たり。

夕方になって市場へ。元妻は足がないので、市場とか商店街にも全く行っていなかったとのこと。典型的タイ人なので市場や商店街が無くては暮らせないタイプ。いろいろと買っていた。もちろんソムタム(イサーン仕様のプーパラーで)も。自宅に戻って夕飯。娘の分は俺が準備したハンバーグ、サラダ、味噌汁、ごはん。三人でもぐもぐ。

食後のケーキはあっちの部屋にあるので、娘と元妻は着替え持って移動。22時00ぐらいに娘就寝の連絡がきた。俺はシャワーしたあとは、ビデオ観たり、本読んだりして23時30分すぎ、就寝。

朝:ホットケーキ

昼:適当な炒めもの、味噌汁、ごはん

夜:ハンバーグ、サラダ、味噌汁、ごはん少し