fumi.day

Friday, 14

20200214_1

目覚まし鳴って6時、起床。今日もいつもより早い。シャワーして準備。6時15分に娘おこす。幸い、すっきりおきた。シリアル、バナナ、ミロで朝飯。俺もバナナ。園のTシャツで早めの登園。

とんぼ帰りで部屋に戻ってGrabを呼ぶ。幸いすぐにマッチして乗車。まずは裁判所へ。何度目かわからないけれど、元妻を赦すことの続行を決めたので、保釈の手続きをするため。9時に裁判所で待ち合わせ。8時30分頃に到着。入口のセキュリティが結構ものものしい。さすが裁判所。でも係官の人が優しくて、しかもお姉さんの旦那さんが日本人らしく日本語をカタコトで話す。はじめてなのにフレンドリー。さすがタイ。しばし歓談。待合にて弁護士の到着を待つ。9時ちょうどに現れた。

電話で話してた感じよりもシュッとしてた。持ってきた資料など確認して、窓口へ提出。ここで問題発生。当初の予定は、ここでそのまま書類提出〜受理〜保釈金納付、の予定だったのだが、提出書類には、受刑者本人のサインと刑務所所長のサインが必要とのこと。それがないと保釈金積めないんだって。あらら。うだうだしててもしょうがないので、俺がまず刑務所行ってサイン貰ってくることに。一応弁護士に手筈を聞くが、なんだか今一つ頼りない。さくっと書類貰って、BTS駅へ。刑務所近くの駅まで行って、モタサイで女子刑務所へ。二度目なので慣れたもの(慣れる必要無し)。

窓口で書類にサイン欲しいといったら、所長室っぽいとこにいけと言われる。言われた部屋に着くと、秘書っぽいオバチャンが書類見て「お前何人だ?」と結構上からな感じで。まぁこういう施設だしね。元妻との関係性とか諸々説明して、受理してもらう。サインできたら呼ぶから下の面会待ちのとこでで待ってろ、と言われる。この時点で11時20分ぐらい。昼休憩前にできますか?と満面の笑みで丁寧に聞いたけど「無理。午後。」ですよね。。。仕方ないので下でひたすら待つ。いつ呼ばれるかもわからんので、外に出て飯食う気にもならず、ひたすら待つ。13時に午後の仕事始まったタイミングで窓口に聞くも「まだ。」とのこと。13時30分に再びいくと「まだ。心配なら、あっちの門にいけ。」と房の入口の鉄格子の扉を指差される。ふむ。いつになるか心配なので向かう。

扉に着いて、中にいる刑務官を呼ぶ。この人達がめっちゃフレンドリー。「何人?日本人なの?あたし、この間、日本いったよー!」とか世間話してくる。いや、こっち急いでるんで書類を。。。と確かめたら「え?あ、書類ね。もうできてるよ。つか、お昼前にはできてたよ。いうの忘れてた。あはははは。」との事。力抜けるわ。笑顔で受けとって、Grab呼んで。車がくるまでの間に書類の写真撮って弁護士に送信。抜けがないのを確認。きた車で再び裁判所へ。1時間弱で到着。朝のバナナ以来、何も食べてないので裁判所前のコーヒースタンドでアイスラテ。コーヒースタンドといっても出てくるのはネスカフェだけど。今日に限っては、このやっすい甘ったるいコーヒーが染みる。弁護士と合流して、書類提出。程なくして別室へ呼ばれて保釈金を納付する段に。銀行ロゴ入りのの封筒からなけなしの20万バーツを取り出し、係員に渡す。今までみたいに借金返済に消えるんじゃないだけマシか。

その場では領収書とか無く、書類ができあがるのを待つ。15分程したら、保釈金を納付した旨の書類が手渡された。これで本日の仮釈放はとりあえず可能になったらしい。刑務所で出す書類などは特に必要ないという。そういうもんなのか。で、更に係官が続ける。「今日、○○さん(元妻の名)は20時に仮釈放されます。では。」へ?そんなに遅いの?弁護士も全く知らなかったみたい。まぁ専門ではないしね。

20時にむかえにいくとなると娘もいっしょにいかざるをえない。嫌だけど仕方ない。とりあえず一度部屋へ戻ることにして弁護士とはここで。諸々終ったら改めて話すことに。裁判所前にいたバイタクに頼んで最寄りのBTS駅まで。そのまま部屋の最寄り駅へ。さらにバイタクで部屋へ。ベッドに倒れたくなるのをこらえて、ザッとシャワーして着替えて娘をむかえに。「あれー!ぱぱはやいじゃーん!」とごきげん。

部屋戻る前にコンビニでおにぎりとかパン、お菓子やジュース購入。部屋から刑務所まで車でいくが相当の渋滞が予想されるので、車内で退娘の空腹用に。部屋着いて、荷物置いてGrab呼ぶ。幸い、すぐにマッチング。一般車じゃなくてタクシーだった。17時20分ぐらいに乗車。渋滞無ければ40分ほどの距離だが、高速も含めてGoogleマップ上は真っ赤。長い乗車になった。娘にはタブレットも持ってきたので、テザリングで動画観せたり、ゲームしたり。途中でお菓子食べたり。俺は相変わらず空腹感無し。

18時30分すぎたあたりで娘は眠くなってゴロンと就寝。1時間ほど眠っておきた。19時45分頃、刑務所へ到着。娘には「パパのお友達に会いにいくから」と連れてきている。入口の係官にむかえにきた旨を伝えると、外で待ってろ、との事。待合室とかないのか!しかも20時に仮釈放の予定でも21時とか23時とかになった例もあるから、とにかく待ってろ、との事。これは結構しびれる。俺だけならいいけど、娘が耐えられない。とりあえず、20時30分までは待ってみることにする。娘におにぎり食べさせつつ、タブレット観せつつ。20時15分、何人かの女性の集団が闇を歩いてくる。元妻もその中に。「ままー!」と喜ぶ娘。けなげというか不憫というか。とはいえ嬉しいのは事実だろう。

闇から男が近付いてくる。例の浮気相手。今回の一連の裁判などでは、俺が離婚していたので元妻は頼る相手がいなくなり、この男に保証人とかをしてもらっていたらしい。5日に裁判所にいった時も、俺の出した金をこいつに渡して、こいつが保証人となったらしい。ぶん殴ろうとも思ったけど、娘もいるし話をすることに。とりあえず、今後は関わるな、という約束をさせた。が、どうせ約束は守らないだろう。元妻には家でゆっくりと事情説明させることに。とりあえず、男とはそこで別れ、またGrabを呼んで自宅へ戻る。娘は30分も経たぬ内に眠った。そりゃそうだ。

22時すぎ、自宅到着。娘をベッドへ運んで、元妻と話し合い。俺の基本方針としては赦すことになってるけれど、現状把握できてないとまた余計な問題がおこるので、なるべく全てを知っておきたい。元妻も話しはするが、どうも全部は話していない様子。とはいえ、今回以降に問題おこしたときは、俺はとっとと保釈金の棄却請求するつもり。そうすると元妻は服役するしかないことになるので。

ただ今回の仮釈放がどのくらいの期間与えられるかは、まだわかってない。最短だと3ヶ月という話もある。その時、更に最高裁で争うならそれでもいいが、負けると刑期が8年とかになりそうらしい。現状で認めてしまえば、3ヶ月後に4年の刑期で服役とか?まだ情報錯綜気味なので弁護士入れて話す予定。

そのあと、刑務所の中での諸々を聞くなど。元妻はレベル的に似たようなのが多かったので、それほどキツくもなかったらしく笑った。そして、やっぱりタイだからいろいろと緩いんだなぁと変なとこで関心したり。とりあえず、明日以降にまた話すことにして元妻は寝かせた。俺はビールを少し飲んで長かった一日を振り返りつつ。そういえば、バレンタインデーだったなぁと思ったり。高いプレゼントだ。少しドラマ観てるときに、明日仕事だったの思い出して、慌てて1時30分、就寝。

朝:バナナ

昼:ラテイェン

夜:食わず

#days   #202002