Saturday, 04
目覚ましかけず6時起床。娘の寝息聞きつつ、ベッドでうだうだ。元妻は深夜2時ぐらいに帰宅。7時前、娘起床。いっしょにシャワーして朝飯準備。トースト、スクランブルエッグ、コーンスープ。元妻がおきてきて娘の対応。今日俺が例の借金を返さなければ売られるわけで、殊勝な態度。
9時すぎに電話が鳴る。ご丁寧にすでに階下に手下が来ているらしい。昼までに支払いが無ければ連れていく、とのこと。延長も無し。元妻は朝にとりあえず父親の部屋に避難予定だったが、そんなのはあっちも逃げる人間の相手ばかりしてるわけで、百も承知。
詳細省くがとりあえず昼までに用立てて返済。返済相手に確認すると、ここの分の借金は本当に終わったらしい。普段殆ど泣くことはないが、珍しく号泣して足元にひれふして感謝する元妻。連れていかれるのは相当に怖かったのだろう。ここで抜き打ちに久々、携帯の確認。普通に更なる借金返済の話をしてるメッセンジャーを発見。アホか。
聞くとマフィアとか軍系ではないらしく、更に利子はかなり長期に渡って返していたので、今後は元本の返金で話をしてるらしく、夜職の事も伝え済で毎日回収にくることになってるという。実際にメッセンジャーのやりとりも元妻が話した通り。こんなとこでタイ語読めるようになってるのが役立つとはね。自分で返せる額だったから黙ってた、と。確かにそこまで大きい額ではない。だからひたすらに夜に働きに出るのを望んだんだろう。
残りはそれだけだというので(信用はしてないけど)、それに関しては自分で働いて返せと話す。夜に働くならば(彼女ができる昼職ではとうてい追いつかないだろうし)部屋には住ませない事になってるので、部屋を借りるまではウチから仕事へいくことを許可。具体的には来週中。月曜は祝日なので出ていく時に娘がいるタイミングになってしまうためそれ以降。元妻も同意。さすがにこれ以上、この異常な状態を続けてはいけない。
こんな時でも腹は減るのでうどんゆでる。具沢山にして娘とふたりでもぐもぐ。元妻は自分で市場へ買いにでかけた。食後、三人でいる時に娘と話す。今後は長い間、母親がいなくなるかもしれない事、そうしたら再度俺とのふたり暮らしが始まる事を説明する。当然ながら全てはわかってないけれど、それなりに理解している部分もある。以前のふたり暮しの時よりも理解度は上がっているし、聞き分けも良い。元妻がどちらといっしょに居たいか?と尋ねると、即答で「ぱぱ。」と答えた。
もちろん母親を恋しがる時は多々出てくるだろうが、元妻がいるデメリットというか雰囲気の悪さを考えたら、もう選択肢はないかと思う。借金の返済をしておきたかったのは、元妻が収監されてしまった場合年単位なわけで、出てきた時には利子が膨れあがっている。そして俺に万が一のことがあった場合、最悪元妻が娘の面倒みるとなった段に、借金はないに越したことはない。正直、そうなった時には別の手段を考えるつもりではいるけれど。
そのまま娘と休日をすごす。元妻は眠いというので、寝かせた。安心したのもあるだろうし、今日も仕事だし。娘とスーパーへ買い物へ。買い物中に「ぱぱー、ままどっかいくの?」というので「たぶんいくかなー」というと「そっかー」という返事。そして「ぱぱは?」という。「ん?パパはどこもいかないよー。いっしょにいるよー。」と返事。「よかったー!ぱぱだいすきだから」という。本音かどうかはわからない。娘なりにいろいろと考えたり、気を使ってるんだと思うと。切ない。こんな話しちゃいかんよな、ホントに。部屋戻って夕飯準備。鶏肉のホワイトシチュー、サラダなど。ふたりでもぐもぐ。
元妻はおきて、再度謝辞を述べて20時すぎに仕事へ。娘とシャワーからベッドへ。21時すぎ、娘就寝。考えごとしたり、動画観たりしてたら寝るタイミング失いダラダラと音楽聴いたり。元妻、いくときに2時には戻るといっていたが、1時すぎに週末の閉店は5時だと連絡がきた。正直どうでもいいので、特に返事はせずに1時30分、就寝。
朝:食わず
昼:うどん
夜:鶏のホワイトシチュー