fumi.day

Wednesday, 26

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目覚まし鳴って6時30分、起床。娘もおきたのでいっしょにシャワー。朝飯準備して、食べさせつつ髪編んで。今日は着ていく服が一発でお気に召してよかった。階下に降りようとエレベータを待っていたら、手に持っていたバイクの鍵がするりと手から落ちて、バウンドしてエレベータの隙間へダイブ。奈落の底へ行ってしまった。とりあえずスペアキーを取りに戻って登園。

先生に預けて出勤。コンビニでサンドイッチ仕入れて事務所。食べつつメールから淡々とお仕事。元妻からは何の連絡も無し。仕事を続ける。11時すぎに元妻からLINE。どうやら父親の所にいるらしい。明日か明後日に裁判所に出頭して、自分の保釈請求を取り消しにいきたいという。檻の中で9月23日の結審を待つ、そうすれば俺に保釈金がすぐ戻るから、だから父親に最後の挨拶にきた、もう俺にもこれ以上迷惑をかけたくない、と。

それは違うでしょうが。アナタは現状から逃げたいだけですよ。たとえ牢屋にはいったとしても、逃げることはできないし、利子が膨らんで出てきた時にはもうどうにもならなくなる。逃げていたら今までと同じで何も解決しない。キチンと今思ってる事、考えてる事を言いなさい、と諭す。観念して告白したところによれば、マフィアへの借金は残り10万、利子3万で合計13万バーツ。後は友人や親戚に5万ぐらいで、こっちはゆっくりでも問題ないという。

そんな話を何百回もしてる、と送ると少し経って見慣れないタイ語が返ってきた。「สาบาน(サバーン)」と書いてあり、三本指を出したスタンプ(スリーピースみたいなの)も送られてきた。調べてみるとどうも「誓う」という意味のタイ語らしい。三本指のポーズも誓う時に使うみたい。変なトコでタイの文化をまた学んだ。

今までは嘘じゃない、約束する、みたいに「สัญญา(サンヤー)」という単語を使ってきていた。元妻曰く、私はこの「สาบาน(サバーン)」という言葉は使った事がない。このポーズもした事ない、これが本当に最後だからどうか信じてください、と書いてきた。そして、スリピースしてるドヤ顔の写真も送られてきた。いや、そんなドヤ顔されても。

ちょっと面白かったのでスタッフに二つの単語の意味の違いを聞いてみたら、普通はこの「สาบาน」という単語はあまり使うことがないみたいで。ひとりのスタッフが「たとえば『もう盗みは絶対にしないと誓います』みたいな感じで、強くいうときに使うかも」といってきた。元妻の窃盗の件はスタッフに話してないので、盗みのたとえは偶なんだろうが、なんだかもう笑ってしまった。スタッフはポカンとしてたよね。

そして俺は相変らずの大甘なので昨日までの決意をコロッと覆して、また助け船を出すことに。とりあえず元金に利子がいくら乗って、今日の支払いだといくらになるのか確認しろ、と伝える。元妻は電話するのが怖いというが、そんなもん知らん。楽になりたいなら逃げずに電話しろ、と伝える。金額がわかったら連絡する、となってやりとりは一旦終了。

こっちは金策。こういう時はホントにめまぐるしく頭が回る。仕事もしつつ。頭くらくらして昼飯に。近所の屋台でカオヌアプアイ(牛肉煮込みのぶっかけごはん)を。珍しい料理で、ここでしか食べたことがない。そもそもタイは牛肉あんまり使わないしね。久々に爽やかなブログな感じで飯の写真でも載せてみるか。

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一服して仕事戻って、金策になんとなく目処ついた頃に再度連絡入る。電話で金額は言わない、俺の所にこい、とボス直々に会いにこいと言われたらしい。逃げるとロクなことはない。

いくのが怖いというが、ここまできたら怖いもへったくれもないので、金はなんとか用意するから、行って話してこいと伝える。了承して話し、結局17時30分に会いにいくことになったらしい。とりあえず放っといて仕事を回す。夕方退勤からおむかえ。19時にどうしても事務所に居ないといけない仕事があったので、娘を連れて戻る事に。園に到着。にこにこ。娘をバイクに乗せたとこで連絡。あっちの都合で18時30分になった、と。やっぱり怖いから逃げるというから、逃げたら俺も娘も一生会わんぞ、というと観念した。娘を乗せて、そのまま夕飯。例の蕎麦屋へ。食べて会社戻って残業終えて、帰宅したのが19時45分ぐらい。すぐに連絡入って、トータルで11万5千とのこと。1日遅れで1万5千の利子が付いたことになる。ホントに馬鹿。そんだけあったら、俺の昼飯3ヶ月ぐらい食えるんだけどな。

その場でのやりとりは全部ボスもいっしょに読みながらのやりとり。元妻は行ってすぐに何発か頬を張られたぐらいで済んだらしい。途中からはボスと直接話して金額も再確認。問題無さそうだったので返済。すぐに開放された旨で連絡がきた。父親が心配しているので行ってくるというから好きにしろと話す。父親も金無くて、携帯電話も持っていない。

娘とシャワーして、ブロックで遊んだりして20時30分すぎにベッドへ。21時すぎ、娘就寝。父親と食事するというので、少し送金して父親にも渡せと伝える。一服したり、本読んだりして23時すぎの時点で帰ってこないので眠りかけてたら23時30分、元妻帰宅。そのまま説明を聞く。LINEでやりとりした通りの内容。改めて三本指を出し 「สาบานค่ะ(サバーンカー)」といった。そして金曜日にいっしょに裁判所にいく、と。早く保釈金をアナタに渡したい。だから今日は最後のつもりで父親と食事してきた、という。とりあえず今叱っても、先の話をしても頭に入らないだろうし、シャワーを促して娘と寝ろと伝える。

一服してコーヒー飲んだら眠気がふっとんで1時30分の時点でも眠れず。元妻を見にいくと、携帯で何かを見てるので、まだ何かあるのか?と見にいくと「どうやってアナタにお金を返せばいいのか考えていた」とか殊勝な事をいう。出てきた案はさっきのすぐに裁判所にいく、とか、友人の店で働いて1日350バーツもらう、的などうにもならんような案ばかりなんだけど。結審の日まで大してないんだから娘といっしょに居て、部屋で大人しくキチンと暮らせ、とにかく今は寝ろ、と伝える。

俺は結局そのまま眠気がなかなか来ず、結局3時30分ぐらい、就寝。長い一日になってしまった。

朝:ハムチーズサンド

昼:カオヌアプアイ

夜:かけそば、玉子丼セット

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