Fumi Day

Saturday, 05

20200905_1

タイ時間で夜中の2時ぐらいになって、朝食でおこされる。ちなみに機内はガラガラ。恐らく、俺らを入れても10人ぐらいか。ふたりぐらいのCAさんが、いたれりつくせりで相手してくれる。話してみたら、毎日こんな感じでツラい、との事だった。娘は爆睡してるので、俺だけシャケ弁当的な朝食を。

予定より若干早い5時45分に到着。娘に声かけるとパキッとおきて「いーぷん?」と聞いてきた。そう、日本着いたよー、と答える。降りるま少し時間かかって、飛行機を出るとそのままウイルス検査場へ。通常だと2時間〜3時間ぐらいかかるらしい。検査を失敗したりすると、更に再検査とかもあるらしい。粛々と検査会場へ。こちらです、的な案内看板だけを持ってる係員とかいて、朝から大変だなぁ、などと思いつつ。

唾液での検査ということで、呼ばれて容器を受けとる。俺はさくさくとできるが、問題は娘。唾液を出すなんてのは、経験がない。いろいろと試すも「でないー!」と眠気もあって機嫌がみるみる悪くなる。係の人に聞くと、唾液が取れない場合は鼻に棒を突っ込む必要があるらしい。そりゃぁギャン泣き間違い無しだ。娘にそれを説明すると「いやー!おはなこわいー!」と泣き出した。途端に唾液出たので、それを採取して事無きを得る。係の人らに「エラかったねー!」と褒められてその採取会場を後に。

そのあとはひたすら検査結果が出るまで待ちとのことで、待合室へ。室というか普段は乗り場ですな。30分ほど待つと番号で呼ばれる。泣きながらの採取だったから、涙混じりで使えなかったかなぁ、などと思いつつ話を聞きにいくと、もうふたりとも結果が出たとのこと。え?2時間じゃないの?と聞くと、乗客が少ないのですぐに検査ができたらしい。あー、そういう事ですか。きっと普段ならファーストとかビジネスの人達は、これぐらいの待ちになるんだね。結果はふたりとも無事に陰性。

今日から14日間の隔離期間との説明を受ける。とはいえ別に監禁されるわけでもなく、自分で宿を決められるし、その宿での生活に関しては監視が付くわけでもないので、めちゃめちゃ緩い。タイだと空港から隔離施設に直行なので、この辺の扱いは全く違うんだなぁ、と思った。でも、タイで罹患するのと、日本で罹患するのでは、そのあとのケア体制含めかなりの差がある気もするので、今の日本の体制もこれはこれで良いのかもしれない。その辺は、頭の良い人達に頑張ってもらうしかない。

公共交通機関は使えないという事なので(これも別に監視はないから電車とかバス、タクシーで帰る人多そう)、ハイヤーを予約しておいたんだけど、検査があるため到着から3時間後に設定していた。すぐに連絡。慌てて出てきてるのでSIMが無くメールでの連絡も、すぐに反応あって即時の迎車OKとのこと。ありがたい。待合せ場所にいくとアルファードが停まってた。運転手さんも恐ろしく丁寧。あー、日本なんだなぁ、とか思ったり。一服したかったが娘が「だーめ!」というので諦めて乗車。一路、某県某市の宿へ向う。

そこそこ乗ってうとうとしたぐらいに到着。ハイヤー代が結構なお値段でビビる。とはいえ他に手段もないから仕方ない。着いて荷物下して。そのあとは、タイ側の友人や会社に連絡したり、日本の友人らに連絡したり。

この日記を読んで連絡くれた人も多い。サポートでカンパ送ってくれた人や、実弾を送ってくれた友人もいる。本当にありがたい。施しを受けてばかりなのは、情けないんだけれど、今はどうにもならんのでありがたく頂く。

娘は久々の日本で、それなりにうかれ気分。とはいえ隔離期間なのでどこにもいけないのが、今後の2週間でどうなるやら。ダラダラしてたら「ばすぼーる!」と娘。そうだった。とりあえず各方面へ連絡して、なんとか夕方ぐらいにバスボールを入手して風呂溜めて。娘の日本の目的の一つがこのバスボール。何がそんなに琴線に触れるのかわかんないんだけど、大好きなのよね。ふたりでどぼん。俺も久々の湯船だな。

そのあとはダラダラして、娘は20すぎに就寝。俺は荷物整理したり、各所と連絡したり。元妻からは連絡無し。23時すぎ、就寝。

朝:しゃけ弁当的なの

昼:おうどん

夜:カレーライス